【日経平均1500円超の急落】それでも日本株は強気で!(2025年3月31日)
- inokuchi
- 3月31日
- 読了時間: 3分
3月最終日の市場に衝撃の日経平均1502円安
2025年3月31日(月)東京株式市場は大きく崩れました。日経平均株価は前営業日比で1502円77銭安の3万5617円56銭まで下落し、節目の3万6000円を割り込む形となりました。
主な下落要因は、
米国の関税政策への懸念
世界的な景気減速への警戒感
利益確定売りが月末に集中したこと
と見られています。
ただし、このような短期的な調整は、あくまで「一時的な揺り戻し」にすぎません。むしろ今後の日本株には、明確な成長の兆しが見えています。
【今こそ注目すべき、日本株の強気材料5選】
1. 企業の構造改革と収益力の向上
ここ数年、日本企業は本気で変わり始めています。
コーポレートガバナンスの強化
海外売上比率の上昇
キャッシュフローの改善
その結果、利益率やROEが過去最高水準にある企業も多数。特に製造業やテック分野では、世界との競争力を取り戻しつつあります。
2. 日銀の政策正常化=日本市場の信頼回復
先日、日銀がついにマイナス金利政策の解除を決定。これは単なる金融政策の変更ではなく、日本経済が“異常な低金利状態”を脱しつつある証拠でもあります。
金融株には追い風であり、経済の正常化が投資資金の流入を促す要因にもなり得ます。
3. 消費回復と賃上げトレンドの継続
物価上昇を上回るベースアップ(春闘で5%超の賃上げが決定)
観光・外食・サービス業の売上回復
若年層の消費意欲の高まり
などから、内需系銘柄や消費関連株にも好材料が多く揃っています。
4. 海外投資家の日本株再評価が加速
米国株のバリュエーションが高止まりする中、日本株は依然として**“割安”**
政府の「資産所得倍増プラン」やNISA拡充により、長期マネーの流入が続く構造
特に海外機関投資家は、日本企業の改革姿勢を評価しており、中長期視点で買い増しを進める傾向が強いです。
5. 4月以降に好業績が出そろう決算シーズンへ
新年度入り後、3月期本決算の発表が続々と予定
2025年3月期は増収増益を見込む企業が多く、株主還元(増配・自社株買い)にも期待が高まる
市場のムードは一時的に冷え込んでも、“業績というファンダメンタル”がしっかりしていれば回復は早いと見られています。

日経平均が1500円を超えて下落した3月最終日、マーケットに不安が広がったのは事実です。しかし、こうした一時的な調整局面こそ、投資家としての姿勢が問われるタイミングでもあります。日本企業の構造改革は着実に進んでおり、日銀の政策転換や消費回復の兆し、さらには海外投資家の資金流入といったポジティブな要素も数多く存在します。目の前の下落に動揺するのではなく、これからの回復や成長にこそ目を向けるべきです。
短期的な波に翻弄されるのではなく、長期的な視点で企業の本質を見極める力が、これからの相場で真の成果を生むでしょう。この下落を「終わりのサイン」と捉えるか、「新たなチャンスの始まり」と捉えるか――その選択が、数か月後、あるいは数年後のリターンを大きく分けることになるかもしれません。
今こそ冷静に、そして前向きに、日本株の持つ“底力”にもう一度目を向けてみてはいかがでしょうか。
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